こどもの日、母の日と5月はお母さんに感謝する日がありました。
お子さんが思い思いの感謝の気持ちを伝えてくれたのではないでしょうか。
中には台所で家事のお手伝いをしてくれたお子さんもいるかも知れませんね。
多忙な保護者の方は家事・育児を限られた時間内で行うことになります。
普段からお子さんが台所でお手伝いしてくれたら大変助かりますね。
台所も育児の場になるのです。
「生きる力」を学ぶ育児法・台所育児
皆さんは、「台所育児」という言葉を聞いたことありますか?
親子で一緒にキッチンに立つことで、生きる力を学ばせる育児法になります。
どんな保護者の方にもオススメの「台所育児」は、“料理”です。
共同作業で行うことにより、親子の絆や仲を深めながら、子供の心身の成長に良い影響を与えてくれます。
食育による効果で食べ物の好き嫌いも減らせる可能性があるでしょう。
では台所育児は、何歳から始めるのが適切なのか。
始め時は人それぞれです。
何歳からでも遅いということはありません。
台所育児のメリットとは
おこさんのためにメリットのある「台所育児」をいくつか例に挙げます。
家族間のコミュニケーションが増える
「〇〇ちゃんが今日料理のお手伝いをしてくれた」、「これは○○ちゃんが作った料理だよ」という家族間の共通の話題ができます。
手伝ったお子さん自身も、手伝うことの大切さを知るきっかけに繋がるでしょう。
五感を育む
手指を動かして、味見をしつつ料理は進んでいくので、五感を育むことに繋がります。
「この台所用具は、どのように使用するのか」など、知的好奇心を刺激することにもなるでしょう。
おいしい料理は人の心を豊かにしてくれる効果があるため、心身ともによい刺激を感じられるのです。
自己肯定感を高める
お母さんと一緒に楽しく取り組むという事は、自己肯定感を高めてくれます。
そして料理を作ることは、段取りや問題解決の力を養いながら達成感や自信も繋がることでしょう。
感謝の気持ちを育てる
保護者の方が作ってくれることや食材への感謝の気持ちを持つきっかけにもなり、苦手な食べ物にも挑戦する気持ちができるでしょう。案外食べず嫌いということもあって、食べてみると食べられた・おいしかったという成功体験を積むことができます。
また感謝の気持ちは、他者への優しさに繋がります。
それはお友達にも、優しく接することができるようになるでしょう。
以上が、台所育児のメリットです。
メリットがあるということは、デメリットも存在します。
家事がいつもより時間がかかる、いつもより散らかるなど。
お子さんができることは限られていますが、挑戦したい気持ちは大切にしたいものです。
デメリットも踏まえた上で、お子さんと台所に立つのが台所育児になります。
是非この機会に、一緒に台所に立ってみましょう。