魔法の会話テクニック

いつもの会話をちょっと変えるだけで賢い子になる魔法の会話テクニックを紹介します。

お子さんの年齢が小さいほど親子で会話する時間はとても長いです。
適当に育児をすれば良いと言うわけでもないし、自分が子どもと会話している内容は正しいのか悩みますよね。

日頃どのような会話をしているかがお子さんの思考力の発達に大きな影響を与え、親の言葉選びがお子さんの成長を伸ばす役割となります。

思考力を伸ばし賢い子に育てるには親子の日常会話がとても重要なのです。

思考力を伸ばすにはいかに子どもに自分自身で考えさせるかということが大切となってきます。

親はとかく命令しがちです
しかし命令は反抗心を生むだけでなく子ども自身がどうするべきかを考える機会を奪ってしまいます

子どもの思考能力を鍛える会話術
子どもの思考能力を鍛える事は命令ではなく質問をするということを心がけてください

質問には2種類あります。

クローズドクエスチョンとオープンクエスチョン

クローズドクエスチョンはイエス・ノークエスチョンとも呼ばれ、「はい・いいえ」の二択で答えられるものです
例えば…「今日たのしかった?」や「イチゴ好き?」
などで、それに対してオープンクエスチョンは自分の言葉で答えるものです
「今日は何したの?」や「イチゴのどんなところが好きなの?」というような具合です。
クローズドはイエスかノーかの二択で答えられてしまうので頭を使えません
適当に「うんうん」とカラ返事することもできますし、お子さんは思考停止状態になってしまいます

それに対しオープンクエスチョンは考えないと答えられません
自分の言葉で説明する必要があるので一生懸命に考えて、頭を使うことで思考力が鍛えられます
さらに言葉のキャッチボールをすることで親子関係も自然に良くなるという効果も期待できます。

オープンクエスチョンの具体例をあげると、
今日学校で〇〇ちゃんと△△君が喧嘩してたんだよと教えてくれたとします
そこでふーん、そうなんだと言ってしまってはそこで会話が途切れてしまいます
なので
2人はどうして喧嘩したのかな?
それを見てあなたはどんな気持ちだったの?
あなたが〇〇ちゃんだったらどうしてだと思う?
〇〇ちゃんは喧嘩をしてどんな気持ちになったのかな?
このような問いかけをすればお子さんは自然に自分の言葉で考えて答えようとします

またその時の相手の気持ちや自分の気持ちを聞くことで感情に敏感になって感情豊かになったり相手の視点で考えさせることで思いやりを持てるようになるというようなことも期待できます

なので普段からオープンクエスチョンの習慣を取り入れてみてください。
お子さんが頭を使う機会が増え毎日の習慣が、将来大きな差となって現れることでしょう
親子で過ごす時間は長いので、日頃でどのような会話をしているかが子供の思考能力を鍛える上で重要となります。
なるべくお子さん自身に考えさせるような質問を問いかけ、オープンクエスチョンを習慣づけていきましょう。
小さな積み重ねが1年後3年後10年後のお子さんの成長に大きな差となって現れるでしょう。