小さなお子さんが風邪をひいている姿はとても痛ましいです。お子さんはすぐに風邪をひいてしまいます。
どうして風邪をひきやすいのか原因を知り、対策をしてお子さんを風邪から守りたいですね。
こちらでは風邪の原因と対策についてご紹介しましょう。
なぜ風邪をひく？
喉や鼻に生じる、「急性炎症」の総称を風邪といいます。
原因となるウイルスが体外から侵入、喉や鼻に炎症を起こし、喉の痛みや鼻水鼻詰まり、咳やくしゃみ、発熱といった症状が引き起こされます。
風邪のウイルスは200種を超え、どのウイルスが侵入して症状が出たのか特定がとてもむずかしいので、油断していると大きな病気につながる危険性もあります。
風邪の原因
では小さなお子さんが風邪をひきやすい原因はどういったものなのでしょうか。
空気が乾燥している
風邪やインフルエンザのウイルスは空気が乾燥していると増殖しやすいです。
湿度が40％〜60％程度あればよいのですが、乾燥していると風邪を引きやすくなります。
水分不足
空気が乾燥していることも風邪をひきやすい原因ですが、喉が乾燥していることも風邪につながります。
咳がでやすくなるため、炎症が起きやすくなるのです。
喉がイガイガしているときに風邪のウイルスが付着すると風邪症状がおきてきます。
喉を乾燥させないようにこまめに水分補給をしましょう。
ミネラルを含む麦茶がオススメです。お腹を冷やさないように温めたものか常温の麦茶を与えてください。
厚着をさせている
大人が思っているよりも小さなお子さんはよく動いています。
体温が高く、新陳代謝もよいため厚着をしているとたくさん汗をかきます。
その後に身体を冷やしてしまい風邪につながるケースもあるのです。
「暑い」「寒い」をうまく伝えられないため、周囲の大人の判断が重要となります。
風邪の対策
原因がわかったところで対策をしていきましょう。
手洗い うがい
基本は手洗いうがいです。外出から戻ったときに石鹸で手を洗うことでウイルスを除去することができます。また、うがいをすることで喉のウイルスを洗い流すことができますし、喉を潤すことができるため乾燥も軽減されるでしょう。
乾燥させない
加湿器をつけたり、濡らしたタオルを干したりすると良いでしょう。
加湿し過ぎで窓に結露ができたらすぐに拭きとるようにしてください。
カビが発生してそこから体調不良を引き起こす原因になります。
厚着をしない
小さなお子さんは「暑い」「寒い」を伝えることが難しいので、背中をさわってみてください。
汗ばんでいたら厚着です。上着を脱がせて汗を拭き取りましょう。
あまり着込ませず、着脱しやすい服装にすることをオススメします。
