育脳効果も!子どもに「外遊び」が必要なわけ

ぐっと冬らしい寒さになりました。

暖かいお部屋の中でずっと過ごしていませんか。

脳の神経細胞ん増殖のピークは0〜3歳と言われ、4〜7祭で神経細胞が整理され、情報伝達回路が作られていきます。

外遊びは五感を刺激し脳の発達の伸びに大きく影響するのです。

脳育はもちろんのこと、さまざまなプラスが外遊びにはあるので、ぜひ暖かい時間帯を選んで外にでかけましょう。

体力がつく

体力づくりをするうえで多様な環境に触れさせることは大切なことです。

雪遊びやスキーなど冬の時期だけの体験をさせることは地域によっては難しいですが、子どもたちが雪をみたい、スキーをしたいという希望があれば、できるだけ受け入れてあげましょう。

何をするにも体力は必要です。将来の子どもが夢を叶えたり、豊かな人生をおくるために丈夫な身体をつくるため、外遊びが大切なのです。

思考力・想像力がつく

遊具はありますが、おもちゃや道具が家の中に比べると外は遊びのために整えられた環境では有りません。

あるつもりで遊んだり、何かで代用したりすることで想像力や考える力を養うことができるのです。

落ち着いて考えたり、思いっきり身体を動かしたりとさまざまな神経が刺激されるため、脳の前頭前野が活発になります。

集中力がつく

こういうことがしたい、こうしてみたいというイメージは浮かぶのに、実際には身体がついていかないということもあるでしょう。

すぐに滑り台にのぼりたい、ロープに捕まってぶらさがってみたい、砂山にトンネルを掘ってつなげたいなど、実際にやってみるとうまくいかない経験もたくさんしていきます。

そういったときにやりたいという意思や集中力、我慢する力が育まれていくのです。

ここではそっと慎重にしなければいけない、ここではダイナミックに動いていかなければいけないといった成功体験をつむことで精神的な落ち着きにもつながっていきます。

社会のルールを学べる

外にでるとさまざまな社会のルールがあります。

自分の身を守るために必要なルールを身につける必要があるため、これも外にでて体験しないと理解するのは難しいものです。

・横断歩道では信号は青のときに渡る、車から見えるように手を上げて渡る

・はしゃぐときは周囲にきをつけておかないと転んですりむいたり、他の子にぶつかったりする

・子どもだけで水場に近づくと危ないから大人と行く

などヒヤリハットを経験することで怖い、痛い記憶として定着することもあるでしょう。

コミュニケーション能力がつく

いつもとは違うお友達や年齢が違う子ども、普段関わることがない大人とも外遊びを介してコミュニケーションをとることがあります。

海や川、山などで自然体験を多く経験した子どもほど社会にでて年齢が離れた人との会話を上手にできたり、伝統行事を大切に考える傾向が強いと言われています。

そういった子は自分はひとりで生きているのではなく、地域や自然、その中で関わった人たちとともに生きているという感覚が生まれるのでしょう。