障害のある子の強い味方「加配保育士」とは?

障害のある子の強い味方「加配保育士」とは?

保育園は子どもたちが集団で生活を送る場となります。その子ども達の中には障害を持っている故に他の子供たちと同じように行動することが難しい子どもがいる場合があります。

障がいのある子どものために保育者を追加で配置することを『加配』と言い、担当する子どもに寄り添い、支障なく保育園生活を送るための援助をする保育士が『加配保育士』です。
今回は、障害のあるこの強い味方『加配保育士』のその役割についてのお話です。

加配保育士とは?

加配保育士になるための資格はなく、保育士資格を有していることが必要です。
厚生労働省は水準として「概ね子ども2人につき1人の加配保育士」としていますが、加配保育士の配置基準には明確な定めはありません。

加配保育士の主な役割

◆支援が必要な子どもの見守り・サポート
集団生活を送る上で、同じように行動することが難しい子どもを担当していますが、同じように行動できるようにさせるわけではありません。子どものペースに合わせ、寄り添ったサポートを行います。また、子どもの障がいの程度や能力に応じた保育目標を定め、個別のカリキュラムを作ります。

◆園児の安全を見守り
加配保育士は、担当する子どもに配慮するのはもちろんですが、周りの子への配慮もします。
サポートを必要とする子どもは、自分の思いを上手に言葉で伝えるのが難しかったり、思い通りに物事が進まないと、嚙みついたり、叩いたり、物を投げたりと他の子どもに危害を加えてしまう可能性のある行動をとってしまうことがあります。常に目を離さず、見守ることで担当する子どもだけではなく、周りの子どもを守るのです。

◆保護者への保育園での生活の様子を共有
障がいを持つ子どもの親は、子どもの保育園での生活に不安を持っていたりします。「できたこと」「できなかったこと」などを共有し、保育園での生活の様子を丁寧に伝えることも大切な役割です。

障がいのある子どもと保護者の気持ちに寄り添い、サポートをする加配保育士。子どもたちが、楽しく保育園生活を送るうえで必要な存在であり、保護者と共に子どもの成長を見守る強い味方でもあるのです。