知育にもおすすめ「木のおもちゃ」の効果

今、子どもの周りにはどのような素材のおもちゃがあるでしょうか。私たち親世代は積み木などの木のおもちゃで遊んだ記憶がありますが、今は比較的リーズナブルでお手入れも楽なプラスチック製のおもちゃも多いかと思います。しかし、今も木のおもちゃは愛され続けており、親としては注目したい「知育」の効果があります。
今回は「木のおもちゃ」の知育の効果についてのお話です。

●木のおもちゃの知育の効果

①木育の効果が
2004年に北海道庁が主導し提唱された「木育」は新たな教育概念の一つです。
北海道のホームページでは木育について「子どもをはじめとするすべての人が木を身近に使っていくことを通じて、人と、森や木との関りを主体的に考えられる豊かな心を育むこと」としています。
子どもたちが木のおもちゃで遊びながら、自然と木の古くからの関りに思いを馳せ、私たちは長年木材を使い豊かな暮らしをしていることを理解し、木の大切さ・自然の大切さを学ぶきっかけとなりえます。

②木のおもちゃにはプラスチックのおもちゃにはない五感を刺激する要素があり、心を豊かにすることに繋がります。
・木には保温性があるため、温かみがあります。木のぬくもりや滑らかな手触りは子どもには心地よいでしょう。
・木の香りは自然の香りです。
・美しい木目模様や、柔らかい形状は木材ならではのものです。
・木と木のぶつかる柔らかな音
・子どもはなんでも口に入れようとしますので、素材には注意したいところです。自然素材の木のおもちゃは口に入れても安全です。
・木のおもちゃはシンプルな作りのものが多く、遊び方もシンプルとも言えます。だからこそ、子どもが自ら遊び方を考えることで楽しみ方は広がります。子どもの想像力を刺激し、試行錯誤と発見を繰り返しながら、楽しみながら学べるのです。

●まとめ

木のおもちゃが知育の面でも人気なことがお分かりいただけたかと思います。
木のおもちゃと言えば積み木がまずは思い浮かびますが、絵合わせのパズルや形合わせのパズル、ピアノや太鼓などの楽器、おままごとなど、様々なものがあります。子どもの成長に合わせ、木のおもちゃを選んであげると良いでしょう。

このような木のおもちゃもオススメです。
木のおもちゃは安全で丈夫でもありますので、ぜひ子どもの身近に木のおもちゃを。