子どもの成長に合わせて子どもも親もストレスなく、トイレトレーニングをする必要があります。周りの子どもの状況を見ながら、いつから?、どのように?と遅れないようにと考えてしまうこともありましょう。
今回はトイレトレーニングのコツなどお話をしていきたいと思います。
●トイレトレーニングはいつから始める?
「トイレトレーニングは2歳から」など育児書などで見かけることが多いですが、あくまで子どもの成長に合わせて始めましょう。
トイレトレーニングを始めるタイミングとしてポイントは主に3つあります。
①おしっこをして、次のおしっこまでの間隔が少なくとも1時間半以上あること
あまりにおしっこの間隔が短いうちに始めてしまうと、子どもが嫌になってしまうかもしれないので、感覚が空くようになってから始めた方が良いでしょう。
②「おしっこがしたい」と意思表示ができるようになったこと
言葉でなくても、身ぶりや手ぶりなどでも親に意思表示ができるようになっていることが必要です。
③歩く・服の脱ぎ着ができる
トイレに行き、服を脱いで、おまるに座って、おしっこ後は服を着てという、一連の動作ができるようになってから始めた方が良いでしょう。
上記3つのポイントができるようになるのが2歳位と言われています。
また、寒い時期はおしっこの間隔が短くなりがちです。また、寒い季節は厚着となりますので、脱ぎ着が比較的楽な、温かい時期の方が始めやすいかもしれません。
●トイレトレーニングは何から、どう進める?
トイレトレーニングの進め方の流れをお話します。
1.トイレを親しみやすい場所にする
まずトイレの目的を、絵本などを使い子どもに教えてあげましょう。
そして、トイレに大切にしているおもちゃやぬいぐるみを置く、かわいいキャラクターのポスターを貼るなど、子どもにとって親しみやすい場所にすると良いでしょう。そうすると、子どもをトイレに誘っても、嫌がらずについてきてくれるようになるでしょう。
2.オムツからトレーニングパンツに切り替える
オムツからトレーニングパンツへの移行は、ずっとオムツで生活してきた子どもにとってはとても大きなことです。
最初はオムツのまま行き、トイレに座ってみます。そして、トイレでおしっこやうんちができるようになってきたら、まずは自宅にいる時はオムツを外してトレーニングパンツに切り替えてみると良いでしょう。
最初はパンツを汚してしまうこともあるかもしれません。しかし、トイレで上手にできたときは褒めてあげましょう。いずれはできるようになります。頑張りすぎず、優しく見守ってあげてください。
●最後に
子どもの成長には当然に個人差がありますので、焦らず慌てずにトレーニングをすすめていけばよいのです。参考になれば幸いです。